瓶にライムが刺さったビール、でおなじみのコロナビール(Corona Extra)。もう紹介の必要が無いほど有名ですが、あらためて見てみましょう。
私自身は「立って飲むのがお行儀です」というコロナの広告は新しい発見でした。バーなどで立ってラッパ飲みすることが推奨されているのだそうです。あらためて見てみてると、そんな新たな発見があるかもしれません。
安定のコロナ。ごくごく飲める、さっぱりビール
味はもう典型的なピルスナーで、味わい深いというよりごくごく飲むのにふさわしいシャバシャバ感。南国が似合う、メキシコ料理にも合う、という印象の薄いビールです。薄いといっても、この場合は褒め言葉です。味わい深い濃いビールがふさわしい時もあれば、コロナのような薄いごくごく飲めるビールが欲しい時もあります。
また、ライムだけではなく「塩」を加えるといっそう美味しくなります。オススメは、ソルティドックのように飲み口のふちに塩をつけて、飲みながら舐めるようにすることです。塩気でいっそうビールが引き立ち、止まらなくなります・・・!
ちなみに「ライムがなければコロナを飲むな」というキャッチコピーが広告に使われたこともあります。
コロナビールの歴史と人気の理由
あまり詳しくは見つけられなかったのですが、1926年から製造されていて、1990年代にはヨーロッパにも進出しています。現在は世界的にも有名で、アメリカ、カナダにおいては輸入ビールNo1なのだそうです。日本でもメキシカンビールとして有名ですね。
なぜこんなに人気があるのかというと
・手軽に飲める
・飲みやすい
・映える
ということがあると考えます。
瓶のままそのまま、立って飲むことが普通にカジュアルに楽しむことのできるビールとしてブランドが確立しています。味もカジュアルで、飽きが来ないので楽しむスタイルに合致しています。また、瓶でそのまま飲むその姿がかっこいい、ということもあると思います。瓶自体もおおしゃれな仕上がりで、旅ラボさんのこのページを見ても、とっても映えます。
日本人としては、飲み慣れた味に近いのでなおのこと受け入れやすいと思います。
コロナビールの創立者、遺言でひと騒動
コロナの創立者のアントニオ・フェルナンデス氏、その遺産に関してひと騒動がありました。フェルナンデス氏の生まれ故郷であるスペインの小さい村「セレサレス・デル・コンダド」の村人たちに死後の財産を贈与する遺言を残していた、とイギリスの大手メディアのBBCなどが一斉に報じました。
その額は1億6,900万ポンド、日本円にすると約239億円。その村の人口がたったの80人なので、一人あたり約2.8億円!!一夜にして村人全員が億万長者、ということになります。
が、この報道の直後、フェルナンデス氏が設立した財団広報により、この遺産贈与の話が完全否定されました。原因はドイツ紙Weltが「村人全員に分配される」と誤って報道してしまったためのようです。
フェルナンデス氏は人格者として有名であったため、誤報があっても疑いようもなく各社信じて報道してしまった、という感じでしょうか。こんな話も、飲みながら聞けると楽しいですよね。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆★★★★
フレーバー
苦味 :☆☆★★★
甘み :☆☆★★★
酸味 :☆☆★★★
ボディ :☆★★★★
キレ :☆☆★★★
コク :☆☆★★★
ごくごく感 :☆☆☆☆☆
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その他情報
価格:200円程度
カロリー:未掲載
アルコール:4.5%
購入情報
コロナ・エキストラ ビールケース販売355ml×24本コロナビール ケース
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