「FINAL CUT Session Ale」という名前のセッションエールだそうです。FAR YEASTは「馨和(KAGUA)」というビールを出していますが、こちらはワインのような感じでした。こだわりの強い製品が多いので、このビールも説明が必要そうですね。
一緒に見てみましょう。
東京をイメージした香りと苦みのセッションエール
セッションエール(セッションIPA)ということで、軽めではあります。しかし、アルコール度数は4.5%と決して低くはありません。一番の特徴は香りと苦みだと思います。IPAを思わせるフルーティな香りとガツンと効いた苦みは、モザイクホップを使用して際立たせているのだそうです。
飲んでみると、飲んだ後の余韻が長く続くことがわかります。フルーティな苦みが心地よく続き、もう一口を誘います。個人的にはフルーティな苦みが好きなので、かなり好きな部類のビールです。
パッケージの内容は、この製品の思いが記載されています。
東京を奏でる
街を鮮やかに彩る独自の感性や個性。刻一刻と移り行く「今」。常に前に向かって心躍るステップを踏み続ける、そんな東京にインスパイアされたビール。
感性を揺さぶるような洗練された香りは、アロマホップにこだわった独自のアレンジによるもの。熱処理を加えず、「今この瞬間」を切り取ったかのような、ライブ感のある味わいにこだわった。東京の華やかさ、上質さをその時期ごとのアングルで「ひゅっ」と切り取ったかのようなPOP UPエディションは、まさにこの街のワクワク感に満ち溢れている。
親愛なる東京に敬意と愛を込めて。
FINAL CUT
「FINAL CUT Session Ale」はFar Yeast Brewingと、欧米のクラフトビールの味を知り尽くし、様々なブルワリーとのコラボレーション実績を持つTRANSPORTERの田嶋氏がタッグを組む形で誕生したコラボレーションビールです。モザイクホップをメインに”キレッキレ”に苦味を際立たせる一方でアルコール度数を低めに設定し、何杯でもゴクゴク飲める爽快なビールに仕上げております。商品ラベルもFINAL CUTの“キレ”をイメージして田嶋氏がデザインを担当しました。
だそうです。
思いの強さが伝わっているビールですね。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆★★★
フレーバー
苦味 :☆☆☆★★
甘み :☆★★★★
酸味 :☆★★★★
ボディ :☆☆★★★
キレ :☆☆☆☆★
コク :☆☆☆★★
珍しいビール :☆☆☆☆★