ヤッホーブルーイングの「ハレの日仙人」です。ワイングラスでいただく、日本では珍しい「バーレイワイン」です。「麦のワイン」という意味で、長期熟成が特徴です。6ヶ月から数年間という長い年月をかけて熟成させるため希少なビールとなり、また限られたブルワリーでしか製造されません。そんな希少なビールは、まさに「ハレの日」にふさわしいビールです。
ワインのような熟成感、麦の豊潤さを感じるビール(バーレイワイン)
香りは甘く、麦のようで、少しだけパンを思い出します。同じ麦なので、発酵した良いにおいというのは似てくるのでしょうか。飲んでみると、口当たりはまるくまろやか、甘みや苦み、コクが複雑に絡まり合って、まさにワインのような印象です。9%とアルコール度数は高く、熟成感も合わせてどっしりとした味わいです。
ワイングラスで飲むのも納得です。香りや味わい、アルコール度数がビールとは全然違うので、飲み方も変わってきます。ごくごく飲むのどごしで味わうビールとは異なり、ワインのように味わいながら、少しずつ香っては飲む感じになります。自然と料理もがっつりとしたものというより、チーズやナッツといった熟成ものに合う料理を選んでしまいます。
公式な説明はプレスリリースから。
◆日本では希少な「バーレイワイン」
本製品は「バーレイワイン(麦のワイン)」と呼ばれる種類のビールです。ワインのように高めのアルコール度数と、長期熟成によって生まれた複雑な味や香りが特徴です。一般的なビールの熟成期間は1~2週間ですが、バーレイワインは半年以上熟成させる必要があります。長い時間と手間をかけなければならないため、国内では非常に少数のブルワリー(醸造所)でしか製造されていません。◆超々長期熟成の芳醇な香りとなめらかな口当たり
『ハレの日仙人 2016』は、シェリー酒や熟したプラムのように華やかな香りと、お菓子のキャラメルのような甘み、そして香ばしいモルトの余韻が特徴です。アルコール度数は9.5%とやや高めでありながら、ハイアルコールであることを感じさせない、なめらかな口当たりに仕上げました。
バーレイワイン(Barley Wine)とは
バーレイワインは300年ほど前から作られているイギリスのビールで、ブドウが育ちにくい気候のため、ワインに対抗するビールを作る目的で生まれたとも言われています。特徴は高アルコール度数と、糖度の高さで、高い糖度の麦汁を作るために長期間の熟成が必要になります。
似ているビールとして、ベルギーの「ストロングエール」という種類があります。違いは熟成の途中で砂糖を追加するのがストロングエール、最初から非常に高く濃い糖度の麦汁を使うのが「バーレイワイン」なのだそうです。
バーレイワインを飲めるお店
私はよなよなビアワークス(YonaYona Beer Works)の青山店でいただきました。他にもヤッホーブルーイングのビールをたくさん味わうことができるので、ヤッホーブルーイングファンの方にはたまらないお店です。ビール好きであれば、ぜひ一度来店してみるとよいと思います。
お店の場所は以下です。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆☆★★
フレーバー
苦味 :☆☆★★★
甘み :☆☆☆★★
酸味 :☆★★★★
ボディ :☆☆☆☆★
キレ :☆☆★★★
コク :☆☆☆★★
熟成感 :☆☆☆☆☆
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その他情報
価格:730円程度
カロリー: 未掲載
アルコール:10%
購入情報
以下で購入できます。