青島というビールをご存知でしょうか。「アオシマ」ではなく「チンタオ」の方で、中国で最もメジャーなビールです。緑のボトルが特徴のピルスナーです。緑のボトルのビールに外れはない、というのが持論です。一緒に見てみましょう。
軽い、ピルスナーらしい青島感のあるビール
まず香りはピルスナー特有の良い香りがします。飲んでみると、軽い、ピルスナーらしいうまみを味わうことができます。その後に、やや甘口になりながら消えていきます。いわゆる「軽いビール」ですが、ごくごく美味しく楽しむことができます。暑い日にぴったりです!
やはり、緑のビールは美味しい。
ちなみに、本場青島では、青島ビールがビニールに入って売られているらしいです。デイリーポータルZの記事で見ました。カルチャーショックですね。
中華料理を食べるなら、紹興酒が青島ビールにすると、グッと気分が中国になって、より楽しむことができますよね!
青島ビールの歴史と今
中国で最も古いビールの一つである青島ビールは、1898年に青島がドイツの租借地となったところから始まります。ドイツは租借地経営、産業興進の一環として、自国で培ったビール生産の技術を青島でも活用し始めます。
1903年にドイツの投資家がビール製造を開始し「日耳曼啤酒公司青島股份公司」(ゲルマンビール会社 青島株式会社)を設立します。この時にも、もちろんドイツのビール醸造技術が利用されています。
その後、第一次世界大戦時に日本の大日本麦酒が同社を買収し経営を行っていましたが、1945年の日本の敗戦により青島ビールの経営権は中国側に移り、国営企業として経営されます。1993年に中国の国営企業として初めて香港H株市場に上場し、改革開放路線の進展に伴い民営化されています。
現在の青島ビールシリーズの輸出量は中国第一位で、2008年には北京オリンピック公式スポンサーになっています。まさに国を代表するビールというわけですね!
日本向けに出荷されている青島ビールは、世界の名水の1つとして名高いラオ山の湧き水を使用しており、中国国内では飲めない貴重なビールなのだそうです。
日本と中国で飲めるビールが違う、ということなので、ぜひ飲み比べたいですね。
青島の無濾過の生(ドラフト)
上述のデイリーポータルZの記事にもありましたが、できたての無濾過の生(ドラフト)、原酒はまた瓶の青島ビールと全然違うようですね。普通の青島ビールは「スッキリ、軽い」という印象ですが、生は「香り豊か、甘い」という感じで、味わいが変わるので、ぜひ飲んで見たいですね。
こちらでも詳しく書いてありました。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆★★★
フレーバー
苦味 :☆☆★★★
甘み :☆☆☆★★
酸味 :☆☆★★★
ボディ :☆☆★★★
キレ :☆☆★★★
コク :☆☆☆★★
ごくごく感 :☆☆☆☆★
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その他情報
価格:300円程度
カロリー:未掲載
アルコール:4.7%
購入情報
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