ヤッホーブルーイングさんのサンサンオーガニックビールは「有機認証を得た醸造所で醸造された、有機栽培モルトとホップを100%使用したビール」ということが特徴です。ビールの種類はブロンドエールで、2012年にはモンドセレクションで金賞を受賞したビールです。
ゆったりとくつろぐ時に飲みたい、まろやかな口当たりで少し甘いオーガニックビール
すっきりとした中にも旨味があり、まろやかな口当たりで不思議と少し甘みを感じます。1杯目というより2,3杯目に味わいながら飲みたいビールでしょうか。そのため、キンキンに冷やすというより、ややぬるくした方が味がわかると思います。カドが無く丸い感じで、ゆっくりと消えていくのが特徴です。ゆったりとくつろぐ時、こんなビールがいいですね。
また、オーガニック製品は割高になる傾向ですが、200円台の価格で全国への本格的流通を可能にした国産最初のオーガニックビールなのだそうです。
そんなサンサンオーガニックビール、のどごしグラフは以下です。
公式HPでの説明は以下です。
消費者の健康志向の高まりと共に、製品のみならず原料の安全が保証されている食品の供給が望まれています。それはお酒に関しても同様で、日常的に飲まれていて消費量の多いビールには、安全に対する透明性を強く求める方々も多くいらっしゃいます。
そこで、有機栽培されたモルトとホップのみを使用し、有機認証を得た醸造所で醸造されたビールを製品化しました。この「サンサンオーガニックビール」はその製品の安全性のみならず、本格的なエールビールの味わいを兼ね備えたエールビールです。
(中略)
有機農産物加工酒類製造業者として認定されています。
国が認めた認証団体である、アファス認証センターにより、2002年5月に有機農産物加工酒類製造業者として認定を受けました。
「安全に対する透明性」というのは時代背景が大きく関係しています。
2001年には牛肉偽装事件がありました。狂牛病が大きく問題となり、吉野家などの牛丼チェーン店で牛丼の代わりに豚丼を販売したり、社会への影響が大きかったため、この問題を覚えている方も多くいらっしゃると思います。その後、2007年には赤福餅の消費期限偽装問題、船場吉兆の問題などもありました。食の安全を脅かす問題は少なくなったものの、気を許すと発生する社会問題のように思います。そのため、常に気を使い安全に退位する透明性を保ち続けることが肝要です。
そんな食の安全を求める声が大きくなる時代背景があり、同社でも「オーガニックビール」の製造を、会社ができる社会貢献として行ったのだと思うと納得できますし、その姿勢に頭が下がります。信頼できるブルワリーとして、今後も飲み続けたいビールですよね。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆★★★
フレーバー
苦味 :☆☆★★★
甘み :☆☆☆★★
酸味 :☆★★★★
ボディ :☆★★★★
キレ :☆★★★★
コク :☆☆★★★
オーガニック感:☆☆☆☆★
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その他情報
価格:250円程度
カロリー:未掲載
アルコール:5%
購入情報
以下で購入できます。