ケルシュとは、ドイツのケルン地方で醸造されるビールのことで、フルーティな酸味が特徴だったりします。磨きケルシュは、そんなケルシュに穀皮分離仕込のひと技を用いることで、さらに磨きをかけたビールです。
どんなビールなの?
「磨きケルシュ」はケルシュ風のビールで、ケルシュとは上面発酵の酵母を使用しながら、下面発酵並み(10℃以下)の低温で熟成させるビールです。本来であればドイツのケルン地方で醸造されているもののみを「ケルシュ」と呼ぶのだそうです。
飲んだ印象としてはかなりすっきりとしていてぐいーっと飲めちゃうビールです。飲後感は、少し甘みを感じます。温度は少し高めで飲むのもおいしそうです。ピルスナーに似ていますが、より甘みを感じ、ふんわりとした印象です。上面発酵(エール)と下面発酵(ラガー)の中間のような、いいとこどりみたいなビールです。
クセがなく、さっぱりとしていてどんどん飲めてしまうのですが、本場では「わんこそば」スタイルで飲むようです。
こちらのページで詳しく確認できます。
ケルシュを提供するウェイターはケーベスと呼ばれます。
ケーベスは、クランツというシュタンゲ専用のトレイいっぱいにケルシュを乗せて、得意気に運んでいきます。そしてグラスが空になっているのを見ると、すぐに新たなケルシュを届けてくれます。飲み終わるたびに、次々と…。おいしくて、つい進んでしまいますが、満足したところで「ストップ」と伝えないと、後から後から、ひっきりなしにケルシュが運ばれてくるのです。まるで日本のわんこそばのようなシステムですよね。 そして1杯飲む毎に、コースターに印が付けられます。これで何杯飲んだかがカウントされているのです。
本場のドイツビールも、ぜひ味わってみたいですね!
ケルシュの専用グラス「シュタンゲ」
シュタンゲとは、ケルシュビールの専用グラスで、薄口で小ぶり、やや細長い円筒形なのが特徴です。1杯200ml程度で、普通のビールグラスは300~500mlなので、普通の半分程度のサイズです。このサイズになっているのは、泡が消えたり、ビールが温まってしまう前に飲み干すことができるようにするためなのだそうです。
ケルシュグラスは以下で購入できます。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆★★★
フレーバー
苦味 :☆★★★★
甘み :☆☆☆★★
酸味 :☆☆☆★★
ボディ :☆★★★★
キレ :☆★★★★
コク :☆☆★★★
ぐいっと感 :☆☆☆☆★
類似のビールは・・・
ありません。
その他情報
価格:300円程度
カロリー:未掲載
アルコール:5%
購入情報
無かったので、代わりにケルシュビールの商品リンクです。