ラグニタス(lagunitas)アメリカ、カリフォルニアのブルワリーで、最近ハイネケンに買収されたブルワリーです。その看板商品であるIPAで、IPAが数多くあるアメリカでもトップクラスの販売数を誇っています。そんな期待値の高いIPA、どうなのでしょうか。
IPAらしいIPA。華やかだけどさっぱり消えるバランスの良さ
まさにIPA、という印象のビールです。
香りはややフルーティで飲むとしっかりと苦みを感じます。ブルワリーで造られるビールの実に50%以上のホップが投入されているのだそうです。しかし苦みはあまり残らず、すっきりと消えていきます。苦み、うまみのバランスが良く、苦みに嫌な気持ちにならずに次の一杯に進むことができます。
1994年9月に、ラグ二タスブルワリーの100回目の醸造を祝うビールとして、初めて醸造され造られたそうです。比較的最近作られたビールなのですね。あまり日本ではなじみが無いですが、ザ・アメリカっぽいIPAは一度は楽しんでみてはいかがでしょうか。
せっかくなので、こちらのページの製品レビューを翻訳してみます。
新鮮なたばこ、新鮮な草、スルタナ(白ブドウ種)、タンギーホップ、かすかなバブルガム感など、深くて迷路のような香りを持つ美しく清潔で輝く銅色のビールの上に、濃い泡が襟のように佇んでいます。胡椒の効いたホップ – そこに英国のようなアクセントがありますが – ビスケットのようなモルト、タルトと苦い柑橘類の果実の味で味蕾を刺激する一方、非常に苦くホッピーの効いた味わいは深く、フルーティーでジューシーなモルトをより強く感じることができます。かつてのイギリス領インド帝国が、ボンベイとカルカッタへ向かった船が”インドのエール”の新しい積み荷を持って帰ってくることを待ち焦がれていたのも不思議ではありません。
– ロジャー・プロッツこのビールは、エレガントな頭頂部の構造で、静かな存在感があり、豊かなハーモニーを表現し、美しい色をしています。しかしこれらすべては、楽しいホップのブーケが飛び交うホップフィールドに飛び込むと、そちらに心を奪われてしまいます。そこからまた、ビールの微妙なバランスの取れた香りの、その劇的な強さが溢れ出るにつれて、またそちらに感覚が惹かれてしまいます。
そんな印象を私は感じました。
– フレッド・エッカート激しいが、クリーンで飲みやすいカリフォルニアIPA。大胆なパインのような柑橘系の香りは、青々とした蜂蜜とカラメルで覆われています。同じようなことが口の中全体に広がるモルト感や強いホップの後味に言えます。私はペンシルバニア州に住んでいますが、私は目を閉じてこのビールを飲み、サンフランシスコのトロナドビールバーに座ることを願っています。
– ジョン・ハンセル
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆☆★★
フレーバー
苦味 :☆☆☆★★
甘み :☆☆★★★
酸味 :☆☆★★★
ボディ :☆☆★★★
キレ :☆☆★★★
コク :☆☆★★★
IPA感 :☆☆☆☆★
類似のビールは・・・
その他情報
価格:300円程度
カロリー:未掲載
アルコール:6.2%
IBU:51.5
購入情報
以下で購入できます。