空模様：月夜のデュンケル

サッポロ那須工場で生産された「空模様」シリーズの「空模様：月夜のデュンケル」です。素敵なパッケージですよね。サッポロといえば「エビス」だったり「黒ラベル」だったりしますが、こんなシリーズもあるのですね。知りませんでした。

他に

空模様：陽ざしのピルスナー

空模様：流れる雲のヴァイツェン

があります。三本でセットで、空模様に例えてそれぞれの味を楽しむことができます。本製品は三つともグッドデザイン賞も受賞しています。

空模様：月夜のデュンケル

どんなビール？

月夜のデュンケルは、味も色も濃い目のコクのあるビールです。
デュンケルは、ラガータイプのビールの種類のひとつで、最も濃いボック（Bock）の次に濃い種類です。ドイツ語で「暗い」の意味で、ドイツ南部発祥の褐色の液色をしたビールです。ちなみに一番軽いのが、日本でもなじみのある「ピルスナー」です。

とはいえ、そこまで濃くはない印象でした。
丹念にローストしたカラメル麦芽を使用しており、カラメルっぽいコクと香りがありつつ、飲んだ後はそれが後引かずにすっと消えてくれるので、くどくなく飲むことが出来ます。
琥珀ビールと一般的なビールとの中間のように感じました。

濃い味わいのビールというのも、たまにはいですね。

空模様：月夜のデュンケル

空模様シリーズとは

「空模様」のシリーズは栃木県内で発売していた「那須森のビール」を刷新したもので、「まずは味わいというよりパッケージを見て、感覚的に手に取りたいと思ってもらえるような、抒情的に訴えるようなコンセプトを意識」して作られたWEB限定の商品です。確かに素敵なパッケージです。ビール初心者の女性にも自分好みの味を見つけてもらえる“ビールの入門編”という位置づけを楽しんでもらうのが狙いなのだそうです。コンセプトも「日々の心模様にリンクするような商品」というキーワードに基づいていて、そこからネーミングは「空模様」という、日常に近いところで毎日揺れ動く変化を表現したものに。詩的なパッケージとネーミングで「飲んでみたいな」と思わせるものになっていると思います。