
ピルスナーの王様、ピルスナー・ウルケル。下面発酵ビール(ラガータイプ)で、澄んだ黄金色の液体ときりっとした苦味が特徴です。日本のビールといえばキリンやアサヒなどが代表的ですが、それらのビールの多くは「ピルスナー」に属します。日本人としてもなじみの深いピルスナーの、その中でも元祖のビールを見ていきましょう。
まず、ピルスナーとは、以下の定義です。
・下面発酵ビール(ラガータイプ)
・淡い黄金色
・軟水によって醸造
・アルコール度数は3〜5度
ピルスナー・ウルケルはピルスナーの元祖であり、つまりは今、日本人に好まれて飲まれているビールの原点となります。これが日本人の舌に合わないわけありません。
では、実際の味はいかがでしょうか。
味のバランスが絶妙に良い感じです。
旨味、香り、味わい、苦味がどれも感じられるビールです。どれかを突出させて特徴を出すことが多いですが、さすがのビールです。きゅっと味、香り、苦味が抑えられていて、泡も上品な感じです。副原料は一切なしで麦とホップだけで作られているため、変な雑味などもありません。例えるなら調味料未使用のラーメンのような清廉潔白さを感じることができます。バランスが絶妙で、また飲みたくなるビールです。
ピルスナーの歴史
ピルスナーウルケルの誕生については、ビールの歴史的には大変衝撃的なものだったそうです。詳しくはこちらのサイトを見ていただいて、一部抜粋します。
ピルスナー・ウルケルが誕生したのは、1842年、チェコの首都プラハの南西約100kmに位置するピルゼン(プルゼニュ)という町。
13世紀から15世紀に、ヨーロッパの都市と商業の発展とともに生まれた産業としてのビール醸造ですが、高品質のビールを大量生産するには、ビール醸造の知識や技術はもちろん、醸造のための設備も必要です。19世紀初め、ビールの品質はまだまだ粗悪なところが多く、高品質のビールを造ることは決して簡単なことではありませんでした。
それは、ピルゼンの町のビールも同様。ピルゼンのビール醸造職人たちは、自分たちの造るビールの品質の安定と向上を模索していました。彼らが考えたのは、新しい醸造所を建設すること。そのために、ビール醸造仲間の1人で、建築家でもある若き青年マーティン・ステルザー氏をビール醸造所建築について学ぶ旅に出します。
そして1840年、旅から戻ってきたマーティン氏により、ピルゼンに近代的な醸造所が建てられたのです。さらに、マーティン氏の旅にはもう1つ成果が。下面発酵ビール(ラガータイプ)の技術が開発されたドイツ・ミュンヘンから、ビール醸造の技術者を連れてきたのです。
1842年、ついに黄金色に輝くピルスナー・ウルケルが誕生。今でこそ、私達のビールのイメージは淡黄金色ですが、当時のビールは褐色や濃褐色だったため、黄金色に輝くビールを目にした当時の人々はとても驚嘆したそうです。
今でこそ黄金色のビールというのは一般的ですが、当時はまだ無かったのですね。それがここまで一般的になるまでに変わったのですから、どれほど革命的であったかがわかります。そんな歴史に思いを馳せながらビールを飲むと、またいっそうおいしく感じられると思います。ビールが進化に向けた人々の多大な努力に感謝しかありません・・・!!
ピルスナーウルケル専用グラス
ピルスナーウルケルには専用グラスがあります。公式ライセンスを受けたビアマグで以下のようなものです。
特徴はずんぐりとした形で、大きなグラスです。
また、細長い形のグラスもあります。こちらのグラスはウルケル専用ではないのですが、ピルスナー用のグラスで、これで飲めばまた一味違ったピルスナーを楽しめると思います。
個人的ビール評価(レビュー)
香り(アロマ):☆☆★★★
フレーバー
苦味 :☆☆★★★
甘み :☆☆★★★
酸味 :☆☆★★★
ボディ :☆☆★★★
キレ :☆☆★★★
コク :☆☆★★★
バランスの良さ:☆☆☆☆★
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その他情報
価格:400円
カロリー:未掲載
アルコール:4.4%
購入情報
以下で購入できます。
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