LION STOUT

投稿日：2017年11月19日更新日：2017年12月7日

LION STOUT

LION STOUT（ライオンスタウト）という、ライオンがパッケージの黒ビールです。いかにも強そうです。「LION」はスリランカの代表的なビールで、その黒ビールですね。

泡もふんわり　ウイスキーボンボンみたいな黒ビール

香りはアルコール感が強いですが、甘めの麦芽感を感じます。それもそのはず、アルコール度数は8%ほどで、並みのビールではありません。泡はふんわりと作られて、飲んでみると甘味とコクを強く感じます。印象としてはウイスキーボンボンが近いかなぁと思いました。つまり、チョコレートやコーヒーみたいな甘みとコクがのどごし後に長く続くビールです。ただし、やはりアルコール感が強く、この強い度数は苦手な方もいると思うので要注意です。

全体としてはとてもおいしいビールです。がぶがぶではなく、ゆっくり、どっしりと飲みたいです。
この日は枝豆と合わせているのですが、枝豆の味がビールに負けてしまい、あまり上手とは言えませんでした。とは言え、ビールの飲んだ後はすっきりと残らないので、枝豆を食べた後にビールで流してリセットして次を食べる、といった流れになります。どんな料理でもある程度合うことがビールの良いところですね。

LION STOUT

LION STOUT
パッケージにはこう書かれています。

ビアハンター、マイケル・ジャクソン氏が「この上面発酵ビールは柔らかくフレッシュなモカチョコレートのようだ」と絶賛した黒ビール

この「ビアハンター、マイケル・ジャクソン氏」って誰？って思うでしょう。結構すごい人なのです。
世界的なビール評論家であり、ベルギービールを広く世界に紹介したことで知られています。歌手に同姓同名のマイケル・ジャクソンがいますが、そちらが「ポップの帝王（King of Pop）」と呼ばれたのに対し、「ホップの帝王（King of Hop）」と呼ばれることもあるのだそうです。

昨今のベルギービールの潮流はもちろん、ビールの体系を作った偉大な方なのですね。